乳がん

ホルモン療法、始まる

2022年12月24日

卵巣凍結は諦めることになり、今日は主治医とホルモン療法の相談です。

私の乳がん

浸潤性乳管がん

  • ステージⅠ(浸潤径17×15mm、リンパ節転移なし)
  • サブタイプ:ルミナルA
  • エストロゲン:100%
  • プロゲステロン:90%
  • HER2:陰性
  • ki-67:30%
  • オンコタイプDX:1%
  • BRCA1/2遺伝子検査:陰性

ki-67が30%でちょっと高いそうなのですが、オンコタイプDX検査では1%だったので、抗がん剤はやりません。
主治医のお話では予後が良いので、タモキシフェンを5年服用ということになりました。

がんになってから、「予後」という言葉をよく聞くようになりました。

予後 よご
病気や治療などの医学的な経過についての見通しのことです。「予後がよい」といえば、「これから病気がよくなる可能性が高い」、「予後が悪い」といえば、「これから病気が悪くなる可能性が高い」ということになります。

引用:がん情報サービス (c) 国立研究開発法人国立がん研究センター


「予後が良い」とは「これから病気がよくなる可能性が高い」なんですね。

タモキシフェンの副作用について

タモキシフェンの副作用について色々聞いてみましたが、飲んでみないとわからないし、副作用が出たらそこで対処。というか、タモキシフェンを飲んで療法をしないといけないし。

脱毛は、それほど脱毛する人は少ないとのこと。そういえば母も髪の毛は薄くなってなかった気がする。
更年期障害のような症状は、なってから対処。ならない人もいるみたいだし。
あと、肥満も体質によるし、それほど太る人は居ないとのこと。
私の場合は遺伝性の高脂血症かもしれないので、治療の継続が必要。運動は大事

母が脳梗塞になったので「血栓塞栓症」の副作用は心配でしたが、脳梗塞の兆候やおかしなことがあったら直ぐに病院に行くしかないようです。

リュープリンは使用するの?

あと、私はてっきり「リュープリン」という3ヵ月おきの注射もするのかと思っていたので、主治医に聞いたら
「予後が良いからタモキシフェンだけでよいんじゃないかな。完璧を求めるならリュープリンもできるけど、する?」
私「いや・・・・。やらなくてよいのならやりたくないです(泣」

リュープリンは1回の注射で2万円ちょっとくらい。1年間で9万円なので結構出費の大きな医療費になってしまうので、ほっとしました。

乳腺クリニックへ戻ることに

今まではかかった病院の側の薬局でお薬を出して頂いておりましたが、これからは5年という長い期間、同じ薬で薬局さんにもお世話になるので、薬局を1か所にしようと考えていました。
父の話ですとがんのお薬は扱っていない薬局も多く、行って母の処方箋を見せたら「扱ってない」と断られることもあり、乳腺クリニックに薬局を紹介してもらい、処方箋はクリニックからFAXしてくれていたそうです。
私も後々、最初に検査をしてくれていた乳腺クリニックに戻るのだろうし、母が行っていた薬局にしようと思っていました。

すると主治医が

「予後が良いし、クリニック受診する?その方が通院しやすいし。検査や受診をしたかったら連絡をくれたらいつでも診るから大丈夫」

と言ってくれ、乳腺クリニックに戻ることになりました。

というのは、私も心配していましたが県内には乳腺専門医が少ないので、精査機関のこの病院の乳腺外来は常に激込みで大変そう・・・。
ステージ1で「予後が良い」私はクリニックに戻った方が、この病院の先生方の負担を減らして、他のもっと大変な患者さんに時間を使えるかなって・・・。

今日は診察が4時間待ちで、終わったのが18時30分過ぎ。院内処方をしてくれたので助かりました。

この日のお会計は2,370円(3割)。

というわけで持って帰ってきましたタモキシフェン。
乳がんの手術はほんの始まりに過ぎないと言われる。
私はタモキシフェン5年服用だけに済んだけど、これからどうなるかわからない。
翌日の朝にドキドキしながら1錠飲み・・・・。ホルモン治療5年の第一日目を踏み出しました。


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