乳がん

48歳で卵子凍結はできるのか? 婦人科受診の日

2022年12月20日

いよいよ来てしまった判決がおりるだろうこの日。
自分でも卵子凍結は諦める方向で決まっていたので、受診をキャンする手もあったけど、自分のあまりない知識だけで判断をして、今後に後悔するのは嫌だったので医師の話を聞きたいと思って受診しました。

クリニック受診

受付をして、待っている間に渡された紙を読むと・・・・。

ART前スクリーニング検査
AMH検査


という検査を初診でやるそうです。
AMH検査は女性の卵巣年齢を知る指標になる検査なのだそうで、卵子凍結はしなくてもAMH検査は受けてみたいと思った。

だがしかし・・・・。

呼ばれて診察室に入ると、医師から48歳での卵子凍結はお勧めできないと言われました。
理由は、ホルモン治療が終わる5年後からの治療になってしまうので、その時私は53歳。
採卵は46歳までで、それ以上の歳になると妊娠は難しいし正常な卵子が少ないから先天性異常が生まれる可能性も大きい。

私が夫を連れてきて受精卵凍結ならできたかもしれないと言っていました。
卵子だけでは弱いけど、受精をすると強くなるのだそうです。

ということで、卵子凍結は諦めることにしました・・・・。

きっと検査をして、万が一良い結果が出てもどうにもできないし、変に期待を持たないで検査をしない方が良かったのかな。

分かっていたつもりでしたが、離婚調停+乳がんからジェットコースターのような感じで進んでいくので気持ちの整理も追いついていない事もあります。

モラハラやDVをする夫はの子供は生みたくなかった・・・。
離婚調停をしないと離婚できないし、そうするには夫婦が帰国しないといけない・・・。
夫のモラハラで病気になったり体が弱り、妊娠できる時間がどんどんなくなっていくのを、何とも言えない気持ちで過ごしていた海外赴任生活。

他にも失ったものが沢山ある。


受け止めなくちゃいけないと思っても勝手に涙は出てくるわけで、しばし公園のベンチで落ち着くのを待ってから電車に乗りました。

卵巣凍結って?!

今回驚いたのは「卵巣凍結」というのを始めて知りました。
卵子は年齢と共にどんどん減っていき、正常な卵子が少なくなるけれど、
私の理解では、卵巣の1部または片方を全摘して凍結しておいて、妊娠したいときにお腹に戻すと凍結した時の年齢から卵子を作ることができる。

私の卵巣はもう無理だけど、若い時に癌などの病気になった時、例えば乳がん治療で10年ホルモン治療になった時など、治療前に卵巣凍結をしておけば治療後に卵巣を戻して10年前の卵巣で妊娠ができるということになるのかな?

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