乳がん 医療費

乳がんの治療費②入院手術する病院での検査から手術、病理検査結果まで

2022年10月22日

乳がんの治療費

「乳がんの治療費」前回の記事はこちら

前回のおはなし
前回はシコリを発見して乳腺クリニックで検査~針生検までにかかった費用でした。
手術入院する県立病院へ紹介され、早速、沢山の検査でお会計の不安におびえながら検査を受けました。

入院手術をする病院での検査から手術まで

赤い数字は私が支払った金額です。

①検査1

沢山検査が入っているので、お会計が気になってしょうがなかったです。
だけど、検査はこれだけではなかった。

日付 項目 金額 3割負担
2022/8/8 採血(7本)、心電図、尿検査、肺機能検査、骨シンチ、造影CT、マンモグラフィー、胸部レントゲン、超音波検査 60,520円 18,160円

②検査2

前回は造影剤を使ったCT撮影がありましたが、違う造影剤を使うので別日にMRI撮影。

日付 項目 金額 3割負担
2022/8/19 造影MRI 21,170円 6,350円

③手術の説明

家族同伴で行き、手術の同意書にサイン。

日付 項目 金額 3割負担
2022/8/26 手術の説明 8,240円 2,470円

④入院・手術

ここから限度額認定証 区分(オ)(ひと月の上限35,400円)を取得!!
入院は大部屋です。有難かったのが、通常1回の食費が460円のところ、限度額区分オは210円に!!。

日付 項目 金額 3割負担 限度額 区分オ
2022/9/26 入院(8日間)、手術、投薬 823,150円 246,945円 35,400円
病衣貸付(1日80円×8日間= 640円) 640円
*食事費 1食460円×15食=6,900, 1食(区分オ)210円×15食=3,150円 6,900円 3,570円
合計 830,690円 254,485円 39,610円

*3割負担の食事療養費は限度額認定証の一般及び現役並み所得者の460円で計算しています。
*食事療養費について
私は限度額認定証区分(オ)の住民税非課税者なので1食210円でした。それ以外の方は1食460円です。

所得区分 1食の値段
住民税非課税 90日までの入院 210
90日を超える入院 160円
一般及び現役並み所得者 460円

④創傷チェック

手術退院後の創傷チェック。病理検査結果が手術から3週間後に出るので10/21を予約。

日付 項目 金額 3割負担
2022/10/3

創傷チェック、痛み止め処方

1,420円 430円

薬局

1990円 597円

⑤病理検査結果

サブタイプは針生検と変わらずルミナルAで治療は放射線治療とホルモン治療5年と決まりました。
気になるのがki-67が25%から30%になっていて抗がん剤を使った方が良いのか分からず・・・。
ちょうど私が条件に合い、無料でオンコタイプDX検査を受けることになりました。
*オンコタイプDX検査とBRCA検査の事は次の記事で書かせて頂きます。

日付 項目 金額 3割負担
2022/10/21

病理検査結果と今後の治療相談

3,240円 970円

手術入院病院での検査から手術までのトータル金額

金額 3割負担の場合 限度額区分(オ)の場合
927,270円 283,462円 68,587円

私が支払った費用は

68,587円

手術入院から限度額認定証を発行してもらって使えたのが、金銭面でとても安心できて治療に専念できました。
限度額認定証 区分(オ)の1食210円はとても嬉しかったです。
もし入院が伸びても食費や病衣代はかかっても微々たるものでしたし、無職だからこそできましたが、しっかり入院して休ませて頂きました。

乳がん最初の検査から手術、退院までのトータル金額

最初の検査~確定診断まで45,930円+入院手術病院での検査から入院手術退院まで66,590円

最初の検査からここまで私が支払った総費用は

114,517円

次の記事は、番外編?なのか分かりませんが、BRCA検査とオンコタイプDX検査という2つの遺伝子検査のことです。
BRCA検査は、アンジェリーナージョリーさんが行った、乳がんと卵巣がんになる確率が高い「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」かどうかを調べる検査。
オンコタイプDX検査は特性を遺伝子レベルで解析する検査で、抗がん剤を使用して有効性があるかを予測します。

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